ディビジョン1で戦う浦安D-Rocks、新指揮官のグレイグ・レイドローHC就任会見
どんなラグビーをしたいか?という質問に対して、スコットランドの英雄は「コーチの経験は少ないが、選手時代にいろいろなコーチとプレーしてきたという自負がある」。
「思い描いているものもたくさんあるが、簡単にいうとスマートに戦うことを意識している。ただ、FWパックのタフさも必要で、昨季は入替戦でステップアップしてくれた。タフかつ、スマートに戦うことを意識している」と語った。
また、昨シーズンに続いて、今季もSH飯沼蓮がキャプテンを務めることになった。これについてHCは、「昨季は蓮のもとで良い成功を収めることができたので、良かったところを続けるという方針で、良いリーダーシップを取ってほしいと彼を選んだ。リーダーとしての成長の旅路をサポートしたいし、彼の昨季のパフォーマンスはリーダーに値する」と話した。
途中から登壇した飯沼キャプテンは「レイドローHCと、キャプテンという関係でチームを作っていくことは楽しみ。昨季、昇格できて、やっとスタートラインに立つことができた」。
「チームフィロソフィーである『つなぐ』『コネクト』することを意識して、選手、コーチ、ファンと強くコネクトして、より高いスタンダード、カルチャーを作って、過去最高のチームを作っていきたい。目標はトップ6。簡単な目標ではないが、チャレンジャーらしく努力していきたい」と意気込んだ。
浦安はプレーオフに出場できるトップ6を目標に掲げたが、新HCは「もちろん数年かけてという、これからのプランもあるが、目標は高く設定しないといけないと考えている。(今季の目標である)トップ6は簡単なことではないが、コーチ陣と選手としてのゴールは一致している」。
「一流、トップを目指して、勝者を目指すことが浦安のビジョン。日本人の若い選手と、経験のある外国人のバランスの取れたチームで、クオリティの高い選手も揃っている。プロセスにこだわっていけば、自ずと結果はついてくると思う」と語気を強めた。