年末にかけ特殊詐欺の被害防ごうと 釧路警察署が注意呼びかけ「次々と出てくる新たな手口知ることが大事」
忙しくなり注意力も散漫になる年末。闇バイトなどをめぐって急増する特殊詐欺の被害を未然に防ぐため、釧路警察署は年末恒例のイベント会場で注意を呼びかけました。 釧路市の年末恒例のイベント「くしろ物産まつり」の会場では、警察が特殊詐欺の被害を未然に防ぐためチラシを配るなどして注意を呼びかけました。 道警によりますと道内では先月末までに167件の特殊詐欺被害を認知していて、被害額はおよそ6億2000万円に上るということです。 釧路警察署生活安全課の原静華警部補は「詐欺被害にあわないためには時代のシナリオにあわせて次々と出てくる『新たな手口』を知ることが大事。釧路警察署管内では詐欺の予兆電話も続いているので年末忙しくなる中、注意力を落とさないように気を付けてください」と話しています。 全国では暴力団や闇バイトが絡む特殊詐欺の被害も起きていて、道警は闇バイトに応募して個人情報などを送ったとしてもまずは警察相談ダイヤル「#9110」や最寄りの警察署へ相談してほしいと呼び掛けています。
HTB北海道ニュース