ざわちん「ものまねメイクが完成するまで4、5時間」難易度の高かった羽生結弦と意識した「力強い山形の眉毛」の男性
男性の場合、眉毛の描き方が大事です。私の眉毛は細くて薄いので、男性らしい太くしっかりとした眉毛を再現するために、アイメイク用のマスカラを使って一本一本しっかり太く描くことがポイントです。それにより男性らしい雰囲気になります。
■自分のメイクにかける時間は… ── ものまねマスクメイクを始めたことで、どんな変化がありましたか? ざわちんさん:一番変化を実感したことはメイク技術が上がったことでしょうか。私は、これまで美容専門学校には行ったことがなく、全部独学でスキルを身につけました。なんの技術も才能も持っていなかったから、ときには限界を感じることもありました。でも、逆にものまねメイクをすることで、普通の人は絶対やらないような、斬新でクリエイティブなメイクテクニックを習得できたことは大きかったかなと思います。
── ざわちんさんは、ご自身のメイクにはどのくらい時間をかけますか? ざわちんさん:けっこう丁寧にやるほうなので、トータル1時間くらいでしょうか?メイクが好きでいろんなアイテムを試しているため、自宅には現在も段ボール4箱くらい分のメイクグッズがあります。 ── 2014年に出版された初のメイク本『ざわちん Make Magic』は、発行部数20万部をこえて、現在もたくさんの人に支持されています。
ざわちんさん:このメイク本では、テクニックを惜しみなく紹介しました。人によっては、メイクの技がマネされることを気にして公開しないこともあると思います。でも私は、アメブロでメイク技を紹介するたびに、実際に試した人たちが「まわりの人からほめられて自信がつきました」というコメントをいただくことがあって。 メイクをきっかけに、誰かの人生が変わるきっかけになるならと思って、テクニックや使用している道具についても惜しみなくお伝えしました。あとは、本当に一つひとつのものまねマスクメイクのクオリティを最高の状態で仕上げることにこだわりました。