鳥取県倉吉市の２つの小学校を統合して４月に誕生した「久米小学校」。その開校式が９日に開かれました。児童たちが元気いっぱい校歌を披露し、新しい学校での生活をスタートしました。 倉吉市立久米小学校・山本敦校長 「｛あかるく・なおく・たくましく｝を合言葉に、みなさんと先生たちが一つになって久米小学校を素晴らしい小学校に作り上げていきましょう」 開校式を迎えた倉吉市の「久米小学校」。児童数の減少にともなって、北谷（きただに）、高城（たかしろ）の２つの小学校が統合され、４月に誕生しました。 ２年生から６年生まであわせて９７人が、新しい学校で新学期のスタートを切りました。 旧高城小学校児童代表・中野惺さん 「ぼくは新しい久米小学校を全校児童の仲が良くて協力しあえる親切な人がたくさんいる小学校にしていきたいと思っています」 校舎は、かつての高城小学校のものを使用。旧北谷小の児童にとっては全く新しい環境となりますが… 旧北谷小学校の児童 「緊張はしてないです」 Ｑもうみんなと仲良しになれた？ 「みんなではないけど…」 ２校の児童は、２０２３年度から交流を始め、すでに友だち同士に。校歌の練習も重ねてきたということで、開校式でも元気いっぱい歌声を響かせました。 旧高城小学校の児童 「（新しい校歌は）ちゃんと歌えるか心配だったけど、上手に歌うことができました。北谷のみんなと一緒に楽しく遊べると良いです」 Ｑ楽しみなことはありますか？ 旧北谷小学校の児童 「みんなで遊べることです」 久米小学校では１０日に入学式が行われ、１５人の新１年生を迎えるということです。仲間が増えてパワーアップ！久米小児童たちが期待を胸に新生活のスタートを切りました。