“再建”のキーマンに? 中日、今季要注目の戦力(5)“大活躍必須”の助っ人砲
球団史上初となる2年連続セントラル・リーグ最下位に沈むなど、低迷したシーズンが続いている中日ドラゴンズ。2024年はチームを再建し、Aクラス入りを目指すシーズンとなる。上位浮上には現有戦力のさらなる飛躍や、新加入選手の活躍が欠かせないだろう。ここでは、今季における中日のキーマンとなり得る選手を紹介したい。
アレックス・ディカーソン
・投打:左投左打 ・身長/体重:190cm/104kg ・生年月日:1990年5月26日 メジャーリーグでは3度のシーズン2桁本塁打、通算40本塁打の実績を持つアレックス・ディカーソン。その打棒をNPBでも発揮し、打線の強化に貢献したい。 2015年にメジャーデビューを果たすと、翌2016年には10本塁打をマーク。その後は故障の影響で戦線から離れたが、2021年には111試合に出場し、打率.233、13本塁打、38打点を記録した。 2023年はメキシカン・リーグやアメリカ独立リーグでプレー。アメリカ独立リーグでは115試合に出場し、打率.314、26本塁打、91打点の好成績を残した。 2024年で34歳とやや高齢ながらも、豊富な実績を持つディカーソン。コンタクト力の高さを買われ、中日ドラゴンズへの加入が決まった。中日では外野の両翼での起用がメインになりそうだ。 昨季はアリスティデス・アキーノやソイロ・アルモンテなど助っ人野手が思うような働きができなかっただけに、得点力不足解消の一翼を担いたい。
ベースボールチャンネル編集部