羽佐間道夫、90歳の洒落の利いたコメントに関智一タジタジ
新作アニメーション映画『FLY!/フライ!』(15日公開)のジャパンプレミアイベントが7日、都内で開催され、日本語吹替キャストの堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一、芹澤優、日本版主題歌を担当したマカロニえんぴつが登壇した。 【動画】池村碧彩、羽佐間道夫から最上級のお褒め言葉をいただく! この日の登壇者は7歳の池村碧彩から90歳の羽佐間道夫まで、最大年齢差83歳。池村が「お兄ちゃんとキムちゃんがおしゃべりをしている時にグウェンがふざけけて邪魔をしているところが面白いからそこを注目してほしいです」と話すと、羽佐間は思わず「かわいいなぁ~」「名演説だったよ」とメロメロになるひと幕も。 その羽佐間、「ひとつだけお願いがあるんです。この映画は一つの劇場では観ないでください。3Dの劇場もあります、3面スクリーンの劇場もあります、観た感想がどれも違う。僕らの声が立体的に聴こえるところもある。映画館を渡り歩いてほしい」と、作品にちなんだ洒落の利いたコメントをすると、堺や関から「うまい!」と感嘆の声が漏れ、客席からも大きな拍手が沸き起こった。 さらに「池を飛び出したら、映画館へ行け!」というダジャレも飛び出し、関は「このあとはやりづらい、ダジャレないんですけど」とタジタジに。 そんな関は、新たなチャレンジをしようとしている人の背中をそっと押してくれるようなメッセージが込められたストーリーにちなんで、「毎年、大みそかに親に年越しそばを手打って食べてもらっているんですが、我流でやっているのでなかなかおいしいおそばが打てない。どこかへそば打ちの修行に行ってみたい」とチャレンジしてみたいことを告白。「声優だけで食べていくのもなかなか大変なので副業で…。将来を案じています」と話し、芹澤を「関さんにそんなこと言われたら…」と動揺させていた。 本作は、『ミニオンズ』『怪盗グルー』『SING/シング』『ペット』シリーズを生み出し、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手がけたアニメーション・スタジオ、イルミネーションの7年ぶりとなる完全オリジナルストーリーの新作。住み慣れた池にいれば一生、幸せに暮らすことができると信じる父ガモのもと、渡り鳥なのに旅したことがなかったカモの一家が初めての大冒険に出る物語。