衆議院議員選挙が１５日公示され、鹿児島県内では午前１１時３０分の時点で４つの選挙区に１２人が立候補の届け出を行い、２７日の投開票まで１２日間の短期決戦に突入しました。 衆院選の立候補の届け出は１５日午前８時半から県庁で始まり、県内の４つの選挙区でこれまでに１２人が届け出ています。 会場では届け出を済ませた各陣営の関係者が、選挙運動に必要なのぼり旗や腕章などいわゆる選挙の七つ道具を受け取っていました。 これまでに立候補した人を選挙区別にお伝えします（届け出順）。 鹿児島市北部と三島村・十島村からなる１区です。 参政党・新人の昇拓真さん、前回選挙区で初当選した自民党・前職の宮路拓馬さん、２０２４年４月に比例九州で繰り上げ当選を果たした立憲民主党・前職の川内博史さんの３人が立候補しています。 鹿児島市南部と南薩、奄美が選挙区の２区です。 参政党・新人の矢竹ゆかりさん、共産党・新人の松崎真琴さん、前の県知事で前回初当選した無所属・前職の三反園訓さん、日本維新の会・新人の辻健太郎さん、自民党・比例九州選出で前職の保岡宏武さんの、現在の区割りでは最多となる５人が立候補しています。 北薩や川薩などからなる３区です。 前回、返り咲きを果たした立憲民主党・前職の野間健さんと、比例九州選出で石破政権で農林水産相に就任した自民党・前職の小里泰弘さんの２人が立候補しています。 霧島市と大隅半島、種子島・屋久島からなる４区です。 自民党の前職で党の幹事長を務める森山裕さんと社民党・新人の山内光典さんの２人が立候補しています。 今回の衆院選は石破首相就任から２６日後に投開票という戦後最短の日程で行われます。 選挙戦では自民党の裏金を巡る「政治とカネ」の問題や物価高が続く中での経済対策などが主な争点に与野党対決が本格化します。 衆院選の立候補届け出は１５日午後５時までで、投開票は１０月２７日です。