摩嶋一整「自分も組みは得意。そこは譲る気はない」とケラモフに反論【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の前々日インタビューが11月15日、名古屋市内で開催された。 メインイベントで前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する摩嶋一整(毛利道場)が「自分も組みは得意。そこは譲る気はない」と闘志を燃やした。 2人は今年2月の佐賀大会で対戦の予定だったが、ケラモフが来日不能となり試合は中止に。摩嶋はケラモフの代わりに今成正和と対戦しアームバーで一本負け。しかし7月の「超RIZIN.3」では新居すぐるにリアネイキッドチョークで勝利を収め再起を果たしている。 ケラモフについては「前王者ですし強いファイターだと思う」と評価しつつも、先にインタビューを行ったケラモフが「スタンドでもグラウンドでも自分が勝っている」と言っていたことを聞かされると「戦ってみないと分からないところはいっぱいあるが、自分も組みは得意というか今回も山口県の仲間たちと磨いてきたので、そこは譲る気はないし、僕のほうが勝っている。試合で極めて見せつけたい。打撃は相手はパワフルなパンチを持っているが、僕も練習してきた。そこを見せられれば。対策には抜かりはない」ときらりと目を光らせた。 試合については「フィニッシュは自分が得意なバックからとか、どこからでも極められる。自分がトップを取って極めるということはイメージしている」と一本勝ちをイメージ。 また今回は初めてメインを任されたのだが「地方からでサラリーマン、仕事しながらやってきて、今回、メインをやらせていただけるということで、同じような環境の人たちにいい影響というか、自分が見本となって活躍できればいいかなと思う」と意欲を見せる反面、今回で今年3試合目となることには「今年は多い。ハード、きつい(笑)」と漏らし「年末は無理です(笑)」とここで勝っての大晦日参戦にはなぜか後ろ向きな発言の摩嶋だった。