BMW、『X1』と『X2』の工場で生産能力拡大へ…「ノイエ・クラッセ」の生産も準備
BMWグループは、ドイツ・レーゲンスブルク工場の生産能力を拡大すると発表した。 レーゲンスブルク工場では、コンパクトSUVの『X1』と『X2』を組み立てている。新型X2は2023年11月にレーゲンスブルク工場で生産を開始し、3月2日にグローバル市場での販売が開始された。主要市場は中国、アメリカ、ヨーロッパだ。 写真:BMWグループのドイツ・レーゲンスブルク工場 2024年にレーゲンスブルクで生産される車両数がさらに増加する。市場の需要に応じて、年間30万台以上の生産が可能になる見込みだ。特に電動車の生産が大幅に増加すると見られている。 レーゲンスブルクで製造される電動車の高電圧バッテリーは、車両工場のすぐ近くのライプニッツ工場で生産されている。レーゲンスブルクでは、世界各地の顧客の需要に応じて、内燃機関車も生産ラインに組み込んでいく。 2024年末までに、レーゲンスブルクとヴァッカースドルフの両工場に合わせて約2億ユーロが投資される予定だ。これにより、両施設の長期的な将来が確保される。現在のモデルの生産と並行して、レーゲンスブルク工場は次世代モデル「ノイエ・クラッセ」の生産準備も進めている。
レスポンス 森脇稔