左から寄付金を募る泉圭輔投手、山瀬慎之助選手

◇プロ野球 巨人1軍春季キャンプ初日(1日、宮崎) ソフトバンクから移籍してきた泉圭輔投手が、巨人の1軍キャンプ初日に臨みました。 【画像】「いいスタートがきれるように」巨人・泉圭輔　初のキャンプに不安も能登のためにも「活躍していいシーズンに」 プロ5年目の昨季は自己ワーストの3登板にとどまり、11月にウォーカー選手との交換トレードで、高橋礼投手とともに巨人へ加入。 キャンプインを迎えたこの日、早速ブルペンに入ると、緊張感のある面持ちで、ストレートにスライダーやツーシームなどの変化球を交え、投げ込みました。 ピッチングの途中では阿部監督に声をかけられた泉投手。「コースを狙いすぎ。コントロールはアバウトでいいから強い球」を投げるようにアドバイスを受けたといいます。 この日の投球は「いいボールが少なかった」と反省する一方で、「しっかりと元気な姿を見せることが、今日は1番大事だった」とキャンプ初日を振り返りました。 また石川県金沢市出身の泉投手は、1月1日に発生した能登半島地震で被災。練習後には、同じ石川県出身の山瀬慎之助選手とともにスタジアム内に設置されたブースで募金への協力を呼びかけました。 「地震を経験して、自分が避難してという時に、助けてくださった方や地域全体に対して、野球を通じて少しでも元気づけられたら」と、並々ならぬ思いで臨む今シーズン。泉投手のピッチングにますます注目です。