県産酒の消費拡大へ 山形県酒類卸がキャンペーン展開
県産の日本酒やワインの消費拡大につなげようと、山形県酒類卸(寒河江市)が「県産酒ご愛飲感謝キャンペーン」を展開している。県内酒販店を通じて日本酒34銘柄、ワイン33銘柄を販売し、愛飲家に飲み比べを楽しんでもらう。特典として、購入者の中から抽選で40人に特別酒が当たる。今月25日まで注文を受け付け、酒は12月11日以降、受注した店で客に引き渡される。 日本酒は県内各地の34酒蔵から1銘柄ずつを集め、純米大吟醸酒や吟醸酒、純米酒など各蔵自慢の逸品がそろった。本県最高峰の酒造好適米「雪女神」の酒もある。いずれも4合瓶(720ミリリットル入り)で、価格は1430~4400円。 ワインは12ワイナリーから1~3銘柄ずつを用意した。ブドウ品種はマスカットベーリーAやシャルドネなど幅広く、赤や白、ロゼといった多彩なワインが注文できる。500ミリリットル入りか720ミリリットル入り、750ミリリットル入りで、価格は1485~4400円。
特典企画は購入1本ごとに応募はがき1枚を配る。はがきに必要事項を書いて送るか、はがきに記載のQRコードから申し込むと、抽選で本県統一ブランドの純米大吟醸酒「山形讃香(さんが)」か、県産ワイン2本セットが各20人に当たる。 キャンペーンは5回目で、販売目標は計7千本。購入希望者は酒販店にチラシ記載の注文書を渡す。問い合わせは同社営業部0237(84)2525。