元Ｊｒ．の中村一也氏ら、旧ジャニーズ元社員の捜査要望書を赤坂警察署に提出「捜査は難しいと…」「歯がゆい思い」
旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡って、元ジャニーズＪｒ．の中村一也氏、長渡康二氏が１６日、東京・赤坂警察署で同事務所の元社員への捜査を求める要望を行った。 この日提出した要望書は、同事務所が喜多川氏だけではなく、元社員も性加害をしていた事実を認めていることに関連し、同社員への捜査・立件などを求めるもの。 中村氏はこの日、報道陣の取材に応じ、「刑事課の方に（要望書を）お渡ししてきました。警察の方も深刻だと受け止めていただいてはいるが、証拠や被害者が名乗り出るなどしないと捜査に踏み切るのは難しいとのことでした」と報告。「今後どうなるかは正直分からない。歯がゆい思いです」と語った。 長渡氏も「元社員による性加害の明確な被害者がいない限りは難しいとのことでした。そういった情報を持っているのはスマイルアップ社なので、スマイル社に情報開示をする姿勢をみせて頂きたい。補償が全てではない」と訴えた。 要望書は、元アイドルグループ「忍者」メンバーの志賀泰伸氏と、元ジャニーズＪｒ．の中村氏、長渡氏による連名。同署とスマイルアップ社（旧ジャニーズ事務所）に提出・送付された。
報知新聞社
