現地９月27日のロッキーズ戦で大谷は５打数４安打、４打点、１本塁打、１盗塁と活躍した。(C)Getty Images

　ロサンゼルス・ドジャースがナ・リーグ西地区優勝を決めた後でも、大谷翔平のバットが止まらない。現地９月27日に行なわれたコロラド・ロッキーズ戦で５打数４安打、１本塁打、４打点、１盗塁。成績を「54ー57」として、打率もリーグ２位の.309とした。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場 　前人未踏の「50ー50」に到達しながら、さらに数字を伸ばしている大谷に対して、米メディアやファンの間で「ナ・リーグMVPは間違いない」という声が大勢を占めている。 　しかし、そんな大谷のMVPを疑問視している声がある。ラジオ番組『ESPN LA』に出演しているブレイク・ハリス記者は自身のX（旧ツイッター）で、「ショウヘイ・オオタニがMVPになれるはずがない。残念だ。彼は守備につかず、ずっとベンチでiPadを見ている」とポストした。 　 　逆張りで話題を集めるハリス記者に対して米ファンは、「まだそのギミック続けるの？」「はいはい、そうだね」「もうMVPは決まってるよ」「全会一致でオオタニだよ」「もはや議論の余地はない」「リンドーア（ニューヨーク・メッツ）がMVPってこと？」「50ー50で始まったオオタニ・フィーバー以降、この手の議論はもう静まった」などと、嘲笑した。 　ただ、ハリス記者は生粋のドジャース・ファン。チームの勝利はもちろん、大谷の活躍やドジャースで成し遂げてきた数々の記録にも賛辞を贈っている。MLBではこれまでDHの選手がMVPを受賞したことはない。しかし、次々と記録を塗り替えている大谷が、初めてDH選手として栄冠を手にすると見られている。 構成●THE DIGEST編集部