【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手をはじめとする強力な打線でワールドシリーズ制覇を成し遂げたが、主軸の1人であるテオスカー・ヘルナンデス外野手が移籍する可能性がある。ヘルナンデスが移籍すれば、ドジャースは大きな戦力を失うことになる。米メディア『スポーティング・ニュース』のジャクソン・ロバーツ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　32歳のヘルナンデスは今季、本塁打33とキャリアハイの成績を残した。本人はドジャースとの再契約を望んでいるが、獲得を狙う球団は数多く現れるだろう。その候補として、デトロイト・タイガースがあげられる。 　タイガースはドジャースに加入したジャック・フラハティ投手をはじめ、多くの主力選手をトレードで放出したが、ポストシーズンでは想定外の活躍をみせた。もしタイガースが一流の打者を獲得できれば、他球団にとって脅威となるだろう。 　ヘルナンデスの去就についてロバーツ氏は「高額な契約になる可能性もあるが、タイガースがヘルナンデスをデトロイトに呼び寄せるのに十分なビジョンを提示できる可能性は常にある。ドジャースもフリーエージェント（FA）では先発投手を優先しており、それが強打者との再契約を難しくしている可能性もある」と言及した。