快進撃を続ける日本においてGK小久保の存在感が際立つ(C)Getty Images

　U-23日本代表はパリ五輪のグループステージで3連勝。パラグアイに5－0、マリに1－0、イスラエルに1－0という結果で決勝トーナメント進出を決めた。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン？ パリ五輪選手村の全容をチェック 　ここまで全勝で突っ走る日本の快進撃を隣国のメディアも報道。韓国のサッカー専門誌『BestEleven』は、大岩剛監督率いるチームの好調ぶりをこう称えている。 「抜群のパフォーマンスを発揮している日本サッカーの勢いが半端ない。3戦全勝7得点無失点という圧倒的なペースでトーナメントに進出した。ちなみに、3戦全勝を記録したチームは開催国フランスと日本だけである」 　その他の韓国のメディア、『mydaily』も「自国開催大会以外でアジア諸国初となるオリンピックのグループステージ全勝を達成し、新しい歴史を作った」と大岩ジャパンの勢いを絶賛。『news1』には「日本はオーバーエイジなしで23歳以下の選手だけでチームを構成し、組織力を磨くことに集中した」とチームワークを評価されている。 　グループD首位突破を果たした日本は、準々決勝でグループC・2位のスペインと対戦する。この一戦を中国のポータルサイト『捜狐』がプレビュー。「グループステージを見たあと、優勝候補に日本を加えなければならないと多くの人が考えただろう」として、次のようにレポートした。 「日本対スペイン、10年以上前だったら何も考えずにスペインが勝っていただろうが、今は違う。2022年のカタール・ワールドカップでは、日本はスペインを2－1で下した。東京五輪では準決勝で対戦し、延長戦の末、スペインが1－0で日本を退けたが、現在のスペイン五輪代表はハードに戦うことができていない」 　さらに同メディアは「日本対スペインの勝者がおそらく最終的なチャンピオンになるだろう」との見解を示し、「日本が僅差で勝利して準決勝に進出する」と予想。「日本がついに優勝できれば、オリンピック男子サッカーでアジア勢初優勝の歴史が生まれるだろう」とも綴り、大岩ジャパンへ熱烈なエールを送っている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]