今が史上最強!? 日本代表、最新メンバー市場価値ランキング8位。移籍で3億→22億!? これまで不遇だった点取り屋
2026年FIFAワールドカップ(W杯)・アジア最終予選の11月シリーズに向けて、サッカー日本代表のメンバーが発表された。アウェイ2連戦で勝利を飾ってW杯出場に近づきたいところだが、今の日本代表であれば十分可能だろう。そんな史上最強とも言われる現在の日本代表の選手たちを市場価値ランキングで順位ごとに紹介する。データは11/14時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。
8位:古橋亨梧(ふるはし・きょうご) 生年月日:1995年1月20日 所属クラブ:セルティック(スコットランド) 市場価値:1400万ユーロ(約22億4000万円) 古橋亨梧は約1年ぶりにサッカー日本代表に招集されたが、所属クラブのセルティックで活躍を続けており、市場価値は1400万ユーロ(約22億4000万円)となっている。 古橋は2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入すると、スコティッシュ・プレミアリーグ(スコットランド1部リーグ)で大活躍。リーグ優勝3回に加え、2022/23シーズンにはリーグ得点王にも輝き、加入時に200万ユーロ(約3億2000万円)だった市場価値は一気に上昇した。 しかし、日本代表での活躍はこれまで限られていた。森保一監督のサッカーは、最前線のFWが引いて攻撃の組み立てにも関与するスタイルで、裏への抜け出しと決定力が持ち味の古橋は相性が悪いとされてきた。 実際、これまで代表に招集されていた際も、森保ジャパンのスタイルにうまく適応できず、印象的な活躍を見せられなかったため、序列を下げたと見られていた。 しかし今回は、エースである上田綺世の負傷離脱を受け、古橋に再び注目が集まっている。 なぜ、森保監督はこのタイミングで古橋を再び起用することを決めたのだろうか。その理由としては、得点以外の成長が挙げられるかもしれない。 今シーズンの古橋は、リーグ戦で4得点3アシストを記録している。昨シーズンのリーグ戦では38試合で14得点5アシストとなっており、特にアシストのペースが向上している。 先月18日のアバディーン戦では、右サイドのスペースに流れてパスを受け、グラウンダーのクロスで旗手怜央の得点をアシストするなど、ゴール以外のプレーでも貢献している。 もし古橋が森保ジャパンにフィットするプレースタイルを身につけたのであれば、今後の日本代表に定着する可能性は十分にあり、さらに市場価値が向上するチャンスも出てくるだろう。
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