ソフトバンク緒方理貢が「母の日」に感謝伝える 母は「誰にも負けない存在」 ピンク色の手袋などを身に付けて練習
◆ソフトバンク―オリックス(12日、平和リース)=雨天中止= ソフトバンクの緒方理貢外野手(25)が、12日の「母の日」に「本当に好きに育ててもらった」と感謝の気持ちを述べた。 ■高々蹴り上げた脚!人気俳優が美フォーム始球式【写真】 年一度の鹿児島開催の試合が雨天中止となり、球場近くの室内練習場で行われた全体練習では、感謝の気持ちを込めてピンクの手袋とサポーターを付けて打撃練習などを行った。 宮崎県国富町出身の緒方にとって、母は「一番僕のことを分かってくれている、誰にも負けない存在。いつも帰ったときにはご飯も作ってくれますし、本当に優しい人」。地元宮崎での開催だった11日のオリックス戦(ひなたサンマリンスタジアム)には、両親が応援に駆けつけたという。 11日は7回に今宮の代打で出場。遊ゴロに終わったが、そのまま右翼守備に就くとスタンドから「緒方コール」が起きた。「すごくうれしかった。結果を出すのが一番ですけど、本当に地元ということで声援はうれしかった。使ってくれた小久保監督に感謝しています」と素直に喜んだ。 4年目の今季は開幕直前に支配下登録され、既に20試合に出場。プロ初スタメンだった4月20日のオリックス戦ではプロ初安打もマークした。ここ数試合は代走や守備要員としての出場が多かっただけに、両親の目前での遊ゴロに「結果が出せればよかった」と改めて悔しさもにじませた。(大橋昂平)
西日本新聞社