『アンチヒーロー』最終回の法廷シーンは38分38秒! 明墨VS伊達原 飯田P「最後勝負は法廷ですべきだと」
■最終回のプチ注目ポイントは、青山の奥さんの登場 本作は、山本奈奈氏、李正美氏、宮本勇人氏、福田哲平氏という4人の脚本家によるチーム制をとっている。飯田氏は「良かった点はアイデアが枯渇しないこと。有名脚本家の方々の技やセリフ、アイデアに勝てない部分は多々あるのは重々分かっているので、必ずしもチーム制がベストではないと思いますが、今回に関していうと、10話を通した法廷ドラマ。仕掛けとかいろいろある中で、どうひっくり返すかというのが重要だったので、アイデアをみんなで議論しながらできるのは非常に大きなメリットでした」と総括する。 4人それぞれの個性を活かしての脚本づくり。長ゼリフで熱い思いを吐露する部分では李が、2話で出てきたようなポップな展開は山本が、仕掛けを構築していくところは宮本、構成が得意な福田……というようにそれぞれがぶつかるところなく適材適所でシナリオを構築していくことで、バランスが取れたストーリーを紡げたという。 飯田氏は「とにかく最終回を観て欲しいです」とストレートに表現すると「世の中に出すものなので、恥ずかしくないものを作らなければいけませんし、頑張るのも当然なのですが、やっぱり観ていただかないと始まらない。理想を言えば、9話までをU-NEXT ParaviコーナーでもTVerでもNetflixでも全部を振り返ってもらって、最終回をリアルタイムで観て欲しいです」と願いを込める。 最後に「最終回のプチ注目ポイント」として「(林泰文演じる)青山(憲治)さんの奥様が出てきます。こちらはオンエアで解禁になるので、ぜひ注目してください」と述べていた。 (C)TBS
磯部正和