【F1オーストリアGP】角田裕毅は14位 前日の予選後に侮蔑発言で罰金690万円 優勝はメルセデスのラッセル
◇30日 F1第11戦オーストリアGP(シュピールバーグ) RBの角田裕毅は14位に終わり、3戦連続で入賞を逃した。 29日の予選中にチームの無線でキックザウバーの周冠有に知的障がい者を侮蔑するような言葉を使って暴言を吐いたとして審査委員会から罰金4万ユーロ(約690万円)を科され、SNSなどを通じて「無線での発言をおわびします。意図して使ったわけではなく、正しい意味を完全に誤解していた。このような言葉を使う場所ではないし、許されるものではない」などと謝罪。予選も14番手と振るわず、決勝も苦しい展開となった。 優勝はメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が〝棚ぼた〟で飾り、2022年ブラジルGP以来、自身2シーズンぶり2勝目を飾った。終盤までレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がトップを走行していたものの、63周目にバトルを繰り広げたマクラーレンのランド・ノリス(英国)と接触。タイヤが壊れるなどして後退し、優勝を逃した。ノリスも車体にダメージを抱えて戦列を離脱した。 2位にマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)、3位にフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が入った。フェルスタッペンは5位だった。
中日スポーツ