日本保守党・河村たかし氏 8時時報で当選確実 地元「メダルをかじったぐらいじゃ失点には…」百田氏も
第50回衆院選の投票が27日、行われ、即日開票された。自民党の派閥裏金事件をめぐり、「政治とカネ」が最大の争点となった今回の選挙。自民、公明両党の与党が定数465議席の過半数（233）を確保できるかが注目となっている。 【写真】涙を流しながら街頭演説する丸川珠代氏だったが… 愛知1区では、政治団体「日本保守党」から出馬した河村たかし前名古屋市長が当選確実となった。 午後8時台に万歳三唱。自民と立民の現職2人を寄せ付けない圧倒的な強さを見せた。 「日本保守党」の百田尚樹代表が20日に応援演説に駆け付け、聴衆をわかせていた。 地元の政界関係者は「自身の市長報酬をカットしたり、ほかにも市民税5％減税も行うなど、お金にまつわることをしっかり行ったことで支持する人が多い。メダルをかじったぐらいじゃ失点にはならない強さがあります。そしてまた今回は自民党への投票を避けた保守の人たちの受け皿にもなったといえるでしょう」と指摘した。 国政に帰る河村氏がどんなアピールをしていくのか注目される。
