チェルキ争奪戦をドルトムントが“ハイジャック”?PSGと合意報道も本人が決断か|リーグアン
パリ・サンジェルマン(PSG)移籍が噂されたリヨンFWライアン・チェルキだが、ドルトムントが争奪戦をリードしているようだ。 わずか16歳でリヨンのトップチームデビューを果たし、すでに公式戦140試合以上に出場してきたチェルキ。現在パリ・オリンピックを戦うU-23フランス代表として活動中だが、リヨンとの現行契約は残り1年となっている。そして新契約にはサインせず、今夏の退団が決定的であることが複数メディアで伝えられてきた。 そんな20歳FWだが、PSG移籍が濃厚と以前に報道。フランス『レキップ』によると、PSGとリヨンは移籍金1500万ユーロ(約26億円)で合意しており、選手本人はルイス・エンリケ監督やルイス・カンポス氏と会談、移籍を承認していたという。 しかし、この移籍をドルトムントが“ハイジャック”する可能性が高いようだ。6月30日付の『レキップ』によると、ドルトムントは長い間リヨン側とコンタクトを取り続けており、PSGと同程度のオファーを提出する模様。そして給与条件はPSGより低いものの、チェルキ本人がドルトムント移籍を優先する考えであるという。現時点で争奪戦をリードしており、獲得に大きく近づいているようだ。