JR渋谷駅再開発工事に伴い旧東急東横店南館の階段閉鎖 代替階段供用開始
東急百貨店東横店西館・南館解体工事とJR渋谷駅改良工事に伴い、3月いっぱいで、長らく使われてきた南館1階と2階を結ぶ階段が閉鎖され、4月1日早朝、代替階段の供用が始まった。(シブヤ経済新聞) 【写真】通路変更を知らせるポスター(2階部分) 閉鎖された階段は、JR渋谷駅西口ロータリーと、2020年9月25日の終電で閉鎖されたJR渋谷駅の玉川改札などがあるコンコースとを結んでいた階段。南館の店外に位置していたことから、2020年3月31日の東急東横店閉店後も使われ続けてきた。 同時に、東横店解体工事や渋谷スクランブルスクエア中央棟・西棟新築工事の進捗(しんちょく)に合わせて、階段があった付近から東急バスの旧案内所(2020年9月30日で営業終了)手前までの歩道も通行止めになった。このエリアにあったモヤイ層に近づくことができなくなり、喫煙所も廃止された。階段1階付近にあった新聞スタンド(売店)はタクシー乗り場横に移動した。 同時に供用が始まった代替階段の場所は、東急バスの旧案内所付近。2020年9月26日に供用が始まった、渋谷マークシティと渋谷駅西口を2階部分の迂回(うかい)路で結ぶ「西口連絡通路」の途中に開口部を設け、地上部と結ぶ鉄製階段を新たに設けた。 これらの通路変更・通行止めにより、JR渋谷駅1階コンコース西口からは、いったん屋外通路を歩き、新設された代替階段を上がって西口新設通路にアクセスすることになる。 東横店の解体工事は2025年5月までを予定している。
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