ワイヤが破断していた 新サカスタの棒落下事故 広島市調査で判明
エディオンピースウイング広島(広島市中区)のバックスタンド上部から重さ約70キロのステンレス製の棒が客席に落下した事故で、棒をつるしていたワイヤが何らかの原因で切れていたことが13日、市の調査で分かった。当時は電動のワイヤ巻き上げ機が作動中だったといい、落下原因との関連を調べる。 【画像】客席に落下した旗などを回収するスタッフ 12日に、市や施工業者などの約10人がスタジアムの点検用通路に上り、巻き上げ機や滑車の状態を調べた。13日には、客席の上部にあるスピーカーや照明などの機器を緊急点検し、異常はなかったという。市スタジアム建設部は「原因究明が第一。その上で再発防止に努める」としている。
中国新聞社