3連投の巨人・ケラー「失投だけしないように」勝利を呼び込む8球
CSファイナルステージ第4戦 ○ 巨人 4 - 1 DeNA ● <10月19日 東京ドーム> 巨人のケラーが19日、『2024 JERAクライマックスシリーズセ ファイナルステージ 巨人-DeNA』の第4戦で勝利に繋がる好救援を見せた。 ケラーは1-1の7回一死一塁の場面で、「失投だけしないように、昨日も一昨日も対戦してるので、配球を工夫しながら、失投しないようにというのは考えていました」と3連投のマウンドへ。 オースティンを「特別、事前にあの球で打ち取るしとるっていう風に決まってたわけではなくて。バッターの反応を見ながら一球一球投げて、その反応を見ながら。最後カーブを選択した事に関しては、岸田と意思が統一されてたと思います」と、2ボール2ストライクから123キロのカーブで空振り三振。 オースティンには前日にグリフィンが外のボールをホームランにされたが、この日ケラーはインコースで攻めた。「DeNAとの試合が最大6試合まで行く中で、繰り返し同じチームと対戦したり、同じバッター対戦してると配球を工夫しないといけない。変化をつけるために、工夫を加えるためにインコースに行った」と明かした。 続く宮崎敏郎には3球ストレート勝負で空振り三振。「それも特別決まっていた訳ではなく、バッターの反応を見ながら結果的にあの形になりました」と解説した。ケラーは打者2人を8球、2奪三振の見事な投球だった。 その裏、巨人が3点を奪い勝ち越しに成功し、8回・バルドナード、9回は守護神・大勢のリレーで逃げ切った。 (取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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