日本ハム・新庄監督、五十幡の背面キャッチは「超一流のスーパープレー」
(パ・リーグ、西武2-2日本ハム=延長十二回規定により引き分け、9回戦、4勝4敗1分、26日、大宮公園)「ザ・キャッチ」の再現だ!! 日本ハム・五十幡亮汰外野手(25)が延長十二回の左翼守備でチームを救った。 2死一、二塁のサヨナラのピンチ。前寄りの守備位置から快足を飛ばしてフェンス際への松原の大飛球を追い、背後から頭上を越えた球を倒れ込みながらもグラブに収めた。「精いっぱいのプレー。球際で(練習の成果を)生かせた」と冷静に振り返った。 1954年、米大リーグのワールドシリーズで中堅後方への大飛球に全速力で落下点に入って振り向くことなく捕球し、伝説のプレー「ザ・キャッチ」を生んだ故ウィリー・メイズ氏をほうふつさせるビッグプレー。落ちていればサヨナラ負けだっただけに、現役時代に10度、ゴールデングラブ賞を受賞した新庄監督は「よう捕ったね。ザ・背面キャッチ! 超一流のスーパープレー」とたたえた。(加藤次郎)