巨人の大補強は逆に気持ちいいよ。阪神は資質の高い大山を四番に育てるべきやね【岡田彰布のそらそうよ】
オフの体のケアは昔は球団、今は個人になった
オレは巨人の岡本の再現という感じで阪神は大山を四番に据えて、真の四番を作ってもいいと思っているんよ/写真=BBM
今年も残りわずか。早いもんです。アッという間に1年が過ぎていく。この1年を反省し、来年に向けて目標を立てる。人生、この繰り返し……です。 プロ野球は完全にオフ。選手たちはリラックスした時間を過ごしていると思うけど、実際、この時期が大切なんやね。特に若い選手にとって、オフをいかに過ごすか。これは重要な課題です。 まずは体のケア。これが一番大事なんよね。オレたちの時代、球団がリハビリ期間を設けてくれて、主力クラスのほとんどが和歌山の勝浦にある温泉施設に行っていた。何日間か泊まり込んで、1年の疲れを取り、次のシーズンに向けて、準備を進めていく。参加する選手はみんな、どこかに痛みを持ち、古傷があった。まず、それをできるだけ取り除き、疲れを取った状態に戻す。これは有効やったし、阪神のオフの恒例行事になっていたわ。 ところが・・・
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週刊ベースボール