リヴァプールMF遠藤航、現地メディアで最高評価獲得 ブレントフォード撃破で首位キープに貢献 「遠藤が深い位置から支配」
4-1で勝利に貢献
プレミアリーグ第25節でブレントフォードと対戦したリヴァプール。日本代表MF遠藤航はこの試合もスターティングイレブンに名を連ねた。 34分にMFカーティス・ジョーンズが負傷交代を強いられるアクシデントに見舞われたリヴァプールだったが、直後の35分に裏に抜け出したFWダルウィン・ヌニェスがGKとの一対一を冷静に決め、先制ゴールをマーク。 前半終了間際に先制点をアシストしたFWディオゴ・ジョタが負傷し、ハーフタイムにヌニェスが交代してしまったリヴァプールだが、帰ってきたエースのFWモハメド・サラーとヌニェスに代わって入ったFWコーディ・ガクポがそれぞれ1ゴール1アシストの活躍を見せ、4-1で勝利を収めた。 怪我人を出しながらも首位をキープしたリヴァプールだが、英『Daily Mail』がこの試合で最高評価となる「8.5」をつけたのが遠藤だ。 「ブレントフォードの猛者数人を相手にしたこの試合は、最大級の中盤とは言い難かったが、リヴァプールは遠藤が深い位置から支配していたため、自分たちの力を発揮することができた。決して慌てない。常にコントロールしていた」 遠藤はこの試合アンカーの位置で試合をコントロールし、リヴァプールのリズムを作った。数人に囲まれ、ボールロストのシーンもあったが、遠藤が深い位置で安定したプレイを見せていたため、MFアレクシス・マクアリスターは高い位置をとることができ、ゴールもマークすることができた。 加入当初は、プレミアリーグのスピードやリヴァプールのサッカーに苦戦するシーンも見られたが、ここ数試合のパフォーマンスは安定している。スタメン定着をものにしつつある遠藤の存在はリヴァプールの優勝に向けて欠かせない存在となっている。
構成/ザ・ワールド編集部