大島優子、母になった心境は? 映画『マダム・ウェブ』で涙したシーンを明かす
マーベル初の本格ミステリーサスペンス、映画『マダム・ウェブ』で、俳優の大島優子さんが主人公キャシー・ウェブの日本語版吹替に挑戦。収録時のエピソードや役作りにかける思い、そして作品の見どころについて聞いてみました。 【動画&フォト】今のライバルは? 大島優子さんに25の質問
――映画『マダム・ウェブ』は初の実写吹き替えですね 大島優子(以下、大島):キャシーを演じるダコタ・ジョンソンの雰囲気や、声のトーンにどこまで自分の声を馴染ませていくかを最初に考えました。あと周囲の効果音など状況によってキャシーの心情が目まぐるしく変わっていくので、その繊細な心の動きを読み取るように、セリフのトーンや緩急を心掛けました。 ――大迫力のアクションシーンも見どころです。 大島:アクションシーンはあえて何も考えずに挑みました(笑)。 敵に殴られた時の、ウッ!と漏れる声や吐息など、通常のドラマではありえないセリフを声で表現できたのは新鮮だったし、演じていてとても楽しかったですね。 ――もしも未来予知能力があったら? 大島: 第一子を出産したばかりなので、子供の状態が予知できたらすごく助かりますね。たとえば外出の際にオムツが漏れるから、着替えを用意していった方がいいよとか、帰りが予定より遅くなることがわかればベビーフードを持っていくことができますよね。あと、まわりのスタッフがよく忘れ物をするので未然に防いだり。ささいなことかもしれないけれど、それができたら毎日のちょっとしたミスが軽減しそうですね! ――未来を予知する能力は信じますか? 大島:信じます! 限られた人ならありえるかも。いつも予知できるわけではなく、必要な時にビビっとくる直感というのかな。わたし、デジャブはけっこうありますね。過去に見た景色が今に繋がっているような、不思議な感覚を何度か経験しました。
――映画の舞台は2000年代前半。その頃に思い描いていた大島さんの未来は? 大島:約20年前ですよね。まさかAKB48に入るとは思っていなかったけど、その頃から自分の直感力は信じていました。自分がやりたいことは実現してきたし、思い描いた未来に進んでいるな実感しています。 ――親子の愛が描かれる本作。母親として共感する部分は? 大島:自分の身が危機にさらされても、子供を守りたいと思う気持ちに共感しました。お腹の子をどうにか守って、健康に出産できたらという思いは理解できます。キャシーの出生の秘密が解き明かされ、彼女がずっと母親に抱いてきた疑問が覆される瞬間は涙なしでは観られなかったですね。