追悼行事を開催（長岡市のアオーレ長岡）

68人が犠牲となった中越地震から今日10月23日で、20年です。被災した地域では献花台が設けられ、追悼の祈りが捧げられました。地震を知らない世代が増える中、経験を語り継ぐ取り組みが進められています。 【動画】【中越地震から20年】「引き継いでいくことが大切」”記憶”を語り継ぐ取り組み【新潟・長岡市】 長岡市のアオーレ長岡では、震災の記憶と教訓を風化させないために献花台が設けられ、追悼行事が開かれました。式典に参加した磯田達伸市長や、長岡市の小学生が花を手向け、犠牲者に祈りを捧げました。中越地震で被災した地域では、高齢化と人口減少が進んでいて、地震を知らない世代に教訓を伝えることが課題となっています。 ■長岡市 磯田達伸市長 「この20年間で学んだこと、あるいは記憶というものをしっかりと次の世代に引き渡していく、引き継いでいくことが大切だと考えております。」 長岡市立深沢小学校の3・4年生の児童は、中越地震の被害の状況を学んでいて、その成果を発表しました。 ■長岡市立深沢小学校児童 「普段安全だと思っているものが、地震が起こったら危険なものに変わってしまいます。」 「ぼくも災害が起きたとき、自分から誰かを助けたり元気付けたいです。」