シンディ・クロフォード、「ザ・クラウン」にカメオ出演 ダイアナ元妃との思い出を振り返る
エリザベス女王を中心に英国ロイヤルの人間模様を描いた人気ドラマ「ザ・クラウン」がついにフィナーレを迎えた。最終シーズンには青年になったウィリアム皇太子が登場、キャサリン皇太子妃との出会いも描かれている。 【写真】ウィリアム王子はダイアナ妃にそっくり! 瓜二つなロイヤル親子13組
ウィリアム皇太子が10代の頃、スーパーモデルのファンだったのは有名な話。その皇太子を驚かせようとダイアナ元妃がシンディ・クロフォードやクリスティ・ターリントン、ナオミ・キャンベル、クラウディア・シファーらスーパーモデルを宮殿に招待したという逸話が残っている。
ドラマでも、イートン校で学ぶ皇太子を祖父のフィリップ王配がサプライズ訪問するシーンで皇太子がスーパーモデルのファンだったことが描かれている。寮で自分の部屋のドアを開けた皇太子は中に王配がいるのを発見。自分が壁に貼ったスーパーモデルのグラビアを王配が興味深そうにしげしげと眺めているのを見て、皇太子は緊張したように謝る。すると王配は「恥ずかしがることはない。彼女たちの名前は?」。皇太子は「クラウディア・シファー、シンディ・クロフォード、ナオミ・キャンベル」と答えている。
シンディ本人もこのドラマを見ていたよう。このシーンをインスタグラムに投稿すると「『ザ・クラウン』にちょっぴりカメオ出演した」とユーモア混じりにコメント。「ダイアナ元妃と(スーパーモデルを知ったばかりの)10代のウィリアムに会うためにケンジントン宮殿を訪れたことを今も鮮明に覚えています」と振り返っている。
シンディはそのとき宮殿で撮ったダイアナ元妃との2ショット写真の投稿も改めてシェア。シンディは2017年、ダイアナ元妃の20周忌にこの写真をインスタグラムで披露し思い出を綴っていた。「今日は人々を鼓舞してくれたこの女性を偲びたい。ダイアナ元妃はどういうわけか私のオフィスの電話番号を知っていて、自ら電話をかけてきました。私のアシスタントはショックを受けていました。ついに元妃と電話で直接話すことになったとき、今度私がロンドンにいるとき宮殿にお茶を飲みに来ないかと誘ってくれました」。シンディはそれが「ウィリアム皇太子とヘンリー王子へのプレゼントになると元妃は考えたのだと思う」と振り返っている。
「私は緊張していたし何を着ていったらいいのかわからなかったけれど、彼女が部屋に入ってきて話し始めた途端、女の子の友達と話しているような気分になったのを覚えています。彼女は一流の人物で、現代のプリンセスのあるべき姿を見せてくれました」。この日のことをシンディは「とても素敵な1日で、今も素晴らしい思い出だ」と話している。みんなのプリンセスとして愛された元妃の、お茶目でフレンドリーな一面を改めて物語るエピソードである。