【漫画】目の前に人間の手があったら? 子猫のかわいすぎる日常に癒やされる『ノリ吉は大吉猫』【作者インタビュー】
ーー『ノリ吉は大吉猫』の収録内容や見どころをご紹介いただけますか? 見どころは少しふわっとした言い方になるのですが「全部」です。というのもこの本にストーリーはなく、ただひたすら子猫と家族との日常に起こるシチュエーションを切り取った作品なので、どこから読んでも良いわけです。 これは担当編集者さんが頑張って下さった部分なのですが、シチュエーションを「ノリ吉の日常」「ノリ吉と先輩猫」「家族とノリ吉」というふうにカテゴリごとに色分けして掲載していますので、お気に入りのネタが探しやすくなっているのが良いなと思っています。 読み切りはファンの皆様が喜ぶようなクスッと笑える子猫を取り巻く日常マンガを2本描き下ろしました。 ーー『ノリ吉は大吉猫』のなかで特にお気に入りのエピソードがあれば教えて下さい。 個人的に好きなネタはノリ吉とモチャの共演しているものですね。『ぷるぷる』などはシュールで好きですね。ノリ吉は甘えたくて距離を詰めようとするのですが、モチャがやんわりと制止している場面が愛おしくもおかしい1本です。 描き下ろしの読み切りに登場するお父さんも好きですね。猫マンガなので人間はあっさり描きたいのにしっかりキャラを主張してきて、それが奇跡的に猫あるあるにつながっていてすごいなと思います。 ーー『ノリ吉は大吉猫』をどんな人に読んでもらいたいですか? また、読者へのメッセージをお願いします。 猫好きな方はもちろんですが、いろいろな場面で緊張しがちな方とか不安を抱える方への処方箋として読んでいただきたいですね。ふとリラックスできて良い結果につながれば良いなという想いがタイトルにも込められていますので、ぜひ「読むラッキーアイテム」として末永く活用していただけるとうれしいです。
マグミクス編集部