若者とオッサンのハートを鷲掴み! “ネオクラ旋風”が 日本のバイクを盛り上げる!【東京MCS2024】
国産モデル人気を揺るがす、魅力的な軽二輪輸入モデルが続々と登場!
一方、輸入車では昨年から普通二輪免許で乗ることができる250~400ccクラスのモデルが続々と登場している。各メーカーともに新たな層の獲得に乗り出し、扱いやすさと比較的手頃な価格帯、そして輸入車ならではのデザイン性や存在感を魅力として押し出している。 競争が激しくなってきているこのクラスで注目の存在となっているメーカーがロイヤルエンフィールドで、 「メテオ」、「ハンター」、「クラシック」といった350ccクラスの豊富なラインナップに、さらにこの3月にブースのステージにも飾られていた「ブリット350」が新たに加わった。この90年の伝統を継承したモデルは、ヘッドランプの上のパイロットランプ「タイガーアイ」や骨太なグラブバー、見た目だけでなく快適性にもこだわったシングルベンチシートを特徴とし、クラシカルかつ精悍な雰囲気が魅力となり、こちらも人気になりそうな予感。 また、クラシカルなスタイルのバイクが人気のトライアンフブースの中央に展示してあったのは新型400シリーズの2台。無駄を削ぎ落としたモダンカスタムスタイルを表現したロードスターモデル「スピード400」とスクランブラーの伝統のスタイルを継承し、オンロードからオフロードまで幅広く楽しめるオールラウンダーモデル「スクランブラー400X」は、エントリーモデルながらも先進の装備が充実。どちらもバイクライフを満喫可能なモデルとなっている。 その他では、昨年秋に話題を呼んだハーレーダビッドソン初の軽二輪モデル「X350」をはじめ、アグレッシブな走りとスタイルが特徴の「390デューク」はKTMブランドの中でも高い人気を誇る。また、ミニマムでスタイリッシュなデザインが魅力のハスクバーナの「スヴァルトピレン 401」に、ファッション好きな若者ライダーたちから注目されているイギリスのマットモーターサイクルズの新型モデル「DRK-01」などのモデルも人気で、跨るライダーたちが後を絶たなかった。