秋元康がプロデュースする昭和歌謡男性グループ「SHOW-WA」メンバー・井筒雄太「追い込まれるのが好きなんです(笑)」
――なぜ、SHOW-WAのオーディションを受けてみようと思ったのでしょうか。 井筒 俳優業だけでは生活が困難で、バーテンダーの仕事も始めたんです。そこで僕の事情を知っている男性のお客様に「これ受けてみたら?」とSHOW-WAのオーディションを教えてもらい、応募しました。 グループ活動の大変さは理解していたのでためらいはあったんですけど、アイドルを志半ばで辞めてしまったので、活動をやりきれなかったという後悔もありました。それに30歳を過ぎると、受けられるオーディションが限られてくるんですよ。SHOW-WAのオーディションは大きな、そして最後のチャンスだと思ったんです。 ――SHOW-WAのオーディションを推薦したお客さんは、井筒さんが選ばれてとても喜んでいるのではないでしょうか。 井筒 1次オーディション、2次オーディションと選考を通過するたびに、LINEで報告していました。合格したと連絡したら、「きっかけは僕だけど、頑張ったのは井筒さんだから」と照れくさそうに言ってくれました。芸能界で成功することは自分の夢ですが、その機会をくれた方のためにもSHOW-WAとして結果を残さなきゃと思いましたね。 ――井筒さんにとってSHOW-WAは2度目のグループ活動ですが、メンバーとの関わり合いで意識していることはありますか。 井筒 実はグループ活動での苦い経験もあり、自分の立ち位置をつかむまでに半年くらい悩んだんです。でもSHOW-WAは30歳以上の人生経験が豊富な大人が集まっているので協調性があり、個々のキャラクターを尊重する空気があるので、今思えばそんなに気負わなくてもよかったんですよね。 例えば最年長のしんちゃん(寺田真二郎)は8歳離れているけど、いじられるのが好きなので、気を遣わせる雰囲気は全くありません。まさきち(塩田将己)もクールな見た目ですが、メンバーイチのボケたがりです(笑)。だから僕もライブの掛け声を積極的にやったり、自己紹介は誰よりも大きい声を出したりなど、自分らしい"元気キャラ"を出せるようになりました。 ――3月30日(土)に開催される「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」に向けて、特に力を入れていることはありますか。 井筒 仕事が終わった後も家で一人、ダンスの振りを練習したり、筋トレしたりして、3月30日のイベントで堂々とステージに出せるよう、できることに全力を尽くしています。でも、不思議と辛くはないんですよね。筋トレが好きだからか、追い込まれるのが好きなんです(笑)。パフォーマンスがうまくいかなかった悔しい日ほど、自主練に力が入ります。 ――イベントではどういうところに注目してほしいですか。 井筒 僕たちのこれまでの努力の積み重ねの成果を確かめに来てほしいです! 『ぽかぽか』に毎日出演させていただいているのですが、反省会も毎日しているんです。というかメンバーといると移動の合間など、少しでも時間があればみんなで意見をぶつけあって、より良いパフォーマンスをお届けできるように話し合っています。目標は1000人ですが、2000人、3000人と来てもらえるよう、最後の1日まであきらめずに突っ走ります! ●井筒雄太(いづつ・ゆうた)1991年5月8日生まれ、神奈川県出身 身長=183cm◯昭和歌謡リバイバルプロジェクトから誕生した、秋元康プロデュースの6人組男性グループ「SHOW-WA(ショウワ)」のメンバー。3月30日(土)に東京・フジテレビ湾岸スタジオにて無料イベント「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」を開催予定。詳細は公式ホームページをチェック!公式X【@yuta_show_wa】公式Instagram【@yuta_show_wa】 取材・文/橋本 岬 撮影/金髪りさ
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