来年春スタート《朝ドラ》今田美桜さんと北村匠海さんが高知で撮影【高知】
来年春から放送される朝ドラ「あんぱん」は「アンパンマン」の作者で県出身の漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルに描いた物語です。 ドラマの撮影は先週末から始まり、ヒロイン「朝田のぶ」役の今田美桜さんと夫「柳井嵩」役の北村匠海さんは県内でのロケを8日と9日の2日間行いました。 9日、芸西村の琴ヶ浜で撮影したのはパンの配達を終えたのぶが阿部サダヲさん演じる風来坊のパン職人・屋村草吉や妹たちとかき氷を食べるシーンです。さらに北村さん演じる柳井嵩が弟と取っ組み合い。 ロケのあと2人は囲み取材に応じました。高知の印象について聞かれるとー 今田 美桜さん(朝田のぶ役): 「高知県、今の時期とても暑いと聞いていたんですけど、こんなにも暑いのかとびっくりしているんですが、きのうは川沿いのところで撮影して、きょうは海だったんですけど、こんなにたくさんいろんな自然、大自然がいっぱいあって、その中できっと暢さんとたかしさんは過ごしたんだなあと思いながら撮影してました」 北村 匠海さん(柳井嵩役): 「本当にごはんがおいしいです。すごくおいしい。改めてすごくいい空気の土地だなと。そりゃごはんもおいしいかと、そりゃ人もいいよなという、すべてがうなずける時間だったなと思います。 地元の方がすごく差し入れだったりとか、ロケ先の川の畑とかもあるんですけど、それも全部地元の方が荒地だった所を畑にしてくださったり、そこにはリュウキュウだったりそばが植えられて花も咲いてまして、そこがより一層僕たち2人を世界観含め引き込んでくれたなと。 ものすごくいい場所で、でも暑すぎて丸焦げになってしまってたんですけど。まず一番最初、この高知から始められてすごくよかったなと思います」 今田 美桜さん: 「たくさん差し入れだったり応援に駆けつけてくださった高知のみなさまもいらっしゃって、みなさまのお支えがあり高知の撮影を無事終えられたので、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです。」 制作統括の倉崎憲さんも作品にかける熱い思いを語りました。 制作統括・倉崎憲さん: 「やなせ先生のいろんな人生での原体験があったからこそ、最後の最後で『アンパンマン』が生まれたっていうところを丁寧に描くことで見ていただいた皆さんの心情をぐらんぐらんに揺さぶりたいと思ってますし、特に高知のみなさんに喜んでいただけたらなと思っております。楽しみにお待ちください」 「あんぱん」は全26週のうち半分ほどが「高知パート」ということです。
高知さんさんテレビ