【巨人】岡本和真の打撃向上は大谷のおかげ!?球界OBが明かしたWBCでの「金言」
現役時代は西武、巨人で活躍、引退後は楽天で監督、今季は巨人で打撃チーフコーチを務めた大久保博元氏が、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」にゲスト出演。 【動画】岡本和真の圧巻パワー!看板直撃の豪快弾の映像 昨年の12月20日までに更新された動画内で巨人・岡本和真がWBC出場時に、大谷翔平からマル秘アドバイスを貰ったというエピソードについて明かした。 2023年シーズン、キャリアハイの41本塁打を放ち2年ぶり3度目の本塁打王に輝いた岡本和。41発は球団の生え抜き右打者史上最多、6年連続となる30発以上もクリアした。 今季は開幕前にWBC日本代表として、イタリアとの準々決勝、アメリカとの決勝戦ではホームランを放つ活躍をみせるなど、侍ジャパンの世界一奪還に貢献したことも記憶に新しい。 また国際大会出場後そのままシーズンに突入したことで本来の調子を取り戻せず、調整に苦しむ選手も多い中で、岡本和はレギュラーシーズンも駆け抜け、見事タイトルを獲得することができた。その裏側には何があったのか。 今シーズン、開幕前に主砲と話をする機会があったという大久保氏は、そのWBCで大会MVPを獲得し異次元の活躍を見せた大谷から何か得たものはあるかと聞くと、こんな言葉が返ってきたという。 「大谷さんが言うには、技術は言い訳だ。誤魔化しだ。(大事なのは)パワーだと」 大谷といえば、2023シーズンは日本人選手としてメジャー初の本塁打王、自身2度目のMVPに輝くなど、投打にわたる活躍で多くの人々を魅了した。岡本和も大谷のその言葉に影響を受け、「パワーをガンガンつけてボールが飛んでいる」(大久保氏)とした。 大久保氏いわく、打球を飛ばすためには「体重・身長・インパクト・ヘッドスピード」をかけ合わせパワーを生み出すことが必要だと説く。 大谷といえば現在も映像が残る花巻東高時代に比べて、現在の肉体がいかに変化しているかが話題となることもある。恵まれた体格に加え、しっかりとトレーニングに取り組むことで圧巻のスケールを誇る打撃スタイルに到達したとあって、岡本和にトレーニングの重要性、ひいては「パワー」を身に着けることがいかに重要か、気づかせてくれたというのだ。 今や世界のトッププレイヤーと言っても過言ではない大谷から得た金言により、さらにパワーアップした姿をみせた岡本。 来シーズン以降、これまで以上に進化した姿を見せてくれることを期待したい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]