大谷は初回に先頭打者アーチとなる21号ソロ弾を放った。(C)Getty Images

　直近５試合で４発の大爆発だ。 　現地６月20日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地で行なわれているコロラド・ロッキーズ戦に「１番・指名打者」で先発出場し、いきなり初回に２試合ぶりとなる21号ソロ本塁打を放った。 【動画】大谷翔平が先頭打者アーチ！リーグトップに立つ21号ソロ弾！ 　プレイボール直後のクアーズ・フィールドに快音が響いた。大谷は初回の第１打席、真ん中に甘く入った４球目のシンカーを見逃さずフルスイングすると、打球はセンター方向に伸びていきバックスクリーンに飛び込んだ。無論、今季初の先頭打者ホームランで６月に入ってから７本目のアーチを記録した。 　 　ド派手な花火に米メディアは興奮している。米ポッドキャスト番組『Talkin' Baseball』は公式X（旧ツイッター）をすぐさま更新し、「ショウヘイはここ５試合で４本塁打を打っている！」と報告し、その衝撃の大きさを伝えている。 　同じくロサンゼルスのラジオ局『ESPN LA』のブレイク・ハリス記者も自身のXに大谷の21号ソロ弾を即共有すると、「ショウヘイ・オオタニのリードオフ・ホーマーだ!!!」と興奮を抑えられず、絶叫のような文面を残した。 　この一発でアトランタ・ブレーブスのマーセル・オズーナを抜いてリーグトップに立った大谷。主力の故障離脱が続くなか、切り込み隊長としてチームを牽引している。 構成●THE DIGEST編集部