日本ハム・水谷瞬、交流戦MVP 史上最高打率・438「交流戦だけだったと言われないように…」 史上初…V球団・楽天から表彰選手なし
2024年「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手が19日に発表され、12球団で最も活躍した選手が選ばれる最優秀選手(賞金200万円)に日本ハム・水谷瞬外野手(23)が初選出された。同選手は交流戦史上最高打率・438で首位打者に輝き、28安打、出塁率・471もトップ。昨年の現役ドラフトでソフトバンクから移籍して今季に1軍初出場を果たした水谷は「活躍は交流戦だけだったといわれないように、リーグ戦再開からも全力で頑張ります」とコメントした。 両リーグから1人ずつ選ばれる優秀選手(賞金100万円)には、セは阪神・才木浩人投手(25)、パは2年連続でソフトバンク・近藤健介外野手(30)が選出された。 球団創設20年目で交流戦初優勝を飾った楽天からの選出はなく、2005年から始まった交流戦で史上初めて優勝球団から表彰選手が出なかった。3勝を挙げた藤井、11日の巨人戦で逆転サヨナラ打を放った小郷は候補に挙がったが、選考担当は「藤井投手は5回降板が2試合あり、規定投球回(18回)に達していない。小郷選手もトータルの数字(打率・247)を見ると、選出に至るほどの成績を残していない」と説明した。