（写真：KBS京都）

京都府内のサクラの多くが盛りを過ぎる中、宇治市では5分咲きのヤエザクラが見事に咲き誇り、ライトアップでその美しさを増しています。宇治市植物公園では、この週末限定でヤエザクラのライトアップをおこなっています。東京ドーム2個分の広さを誇る園内には様々なサクラが植えられていますが、その中でもヤエザクラはサクラの中で最も多いおよそ130本あります。園内では、ボリューム満点の八重の花がこの週末限定でライトに照らされ、鮮やかに浮かび上がります。ヤエザクラは右京区仁和寺の遅咲きで知られる御室桜に近い品種である上に、例年より1週間ほど遅い4月上旬に開花したため、ようやく3分から5分咲きにまで達し、訪れた人がその艶やかさに魅了されています。ライトアップは、この週末限定のため14日夜8時までですが、日中の公開は続きます。ヤエザクラの見ごろは4月20日ごろまで続くということです。