世界の恐竜切手300点ずらり…世界初・国内初発行レアものも
世界で発行された「恐竜切手」が、岡山理科大・恐竜学博物館(岡山市北区)で特別展示されている。来年5月17日まで。
同大生物地球学部の西戸裕嗣・元教授が1980年代から収集してきたコレクション約3000点のうち、41か国・地域の約300点を公開している。 58年に世界で初めて中国で発行されたものなど、恐竜が描かれた様々なデザインの切手が並ぶ。国内で化石が出土した1道18県のうち最多の福井県で発行された肉食恐竜フクイラプトルが描かれた切手や、イグアノドンなどが描かれた国内初のものもある。 同館の石垣忍館長は「国や地域によって切手のデザインや描かれる恐竜の種類は異なる」と話し、「世界の恐竜を知るきっかけになれば」とアピールしている。 開館は午前10時~午後4時45分(日、月休館)。問い合わせは同館(086・256・9804)。