JR高山線全線開通90周年 利用促進、沿線発展誓う 富山駅でセレモニー
JR高山線全線開通90周年記念セレモニーは25日、富山駅で行われ、関係者が高山線の利用促進と沿線地域の一層の発展を誓った。 富山市の藤井裕久市長は「広域観光の視点からも重要性が高まり、引き続き活性化に努める」と述べ、JR西日本金沢支社の川村聡副支社長があいさつした。横野昭市議会議長、有田翔伍県交通政策局次長が新田八朗知事の祝辞を代読した。 県民謡越中八尾おわら保存会がおわら演舞を披露し、哀愁漂う音色に合わせて踊り手がしっとりと舞った。 沿線各駅でも記念イベントが行われ、越中八尾駅では26日にマルシェが開かれる。 高山線は富山から八尾、飛騨古川、高山、下呂などの観光地を経て岐阜に至る総延長225・8キロで、1934年10月25日に全線開通した。