「危機管理は準備で決まる」善通寺市で防災についての講演会 香川
KSB瀬戸内海放送
市民の防災意識を高めようと、12日、善通寺市が防災についての講演会を開きました。
この講演会、以前は毎年行われていましたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催でした。 約450人を前に講演したのは防災危機管理アドバイザーの越野修三さんです。越野さんは自衛隊員として阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災では岩手県の災害対策本部で対応に当たりました。 (防災危機管理アドバイザー/越野修三さん) 「危機管理というのは『準備で決まる』と言っても過言ではない」 越野さんは、「南海トラフ地震は必ず起きると思って準備してほしい」と呼び掛け、「自分の住む地域のリスクを把握し、自分なりの避難行動の基準を決めておくことが重要だ」と話しました。 (参加した人は―) 「家族で話し合って、避難場所とか、そういうのを確認して緊急の場合に備えられたら」 (防災危機管理アドバイザー/越野修三さん) 「弘法大師さまが守ってくれているから(災害は)ないよという意識は捨てること。それが大事だと思います」
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