イギリスのボーンマス空港から海口に到着した国際貨物便（提供写真）。

【CNS】中国・海南省（Hainan）の海口美蘭国際空港（Haikou Meilan International Airport）は3月10日、美蘭空港から英国のボーンマス空港（Bournemouth Airport）までの国際貨物路線を正式に開設したことを明らかにした。海南島から英国への国際貨物路線が開通するのは初めて。 　ボーンマス空港を離陸したA340-600型機が3月9日に海口（Haikou）に到着し、同機は3月10日に美蘭空港からボーンマス空港まで51トンの貨物を輸送した。 　2024年現在、美蘭空港は海口からパリ、韓国・仁川から海口を経由してシンガポール、海口からボーンマスの四つの国際貨物目的地を結ぶ三つの国際貨物ルートを運営しており、海口からヨーロッパ、北東アジア、東南アジアなどの地域に放射状に広がるハブになっている。 　美蘭空港は今後、太平洋とインド洋に面した航空地域のゲートウェイハブを構築するという目標に注力し、世界を結ぶ国際貿易チャネルの構築を加速する方針だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS（China News Service）のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。