全面衝突「回避できる」 米、緊張緩和へ外交努力
【ワシントン共同】ジャンピエール米大統領報道官は30日の記者会見で、イスラエルによるレバノン首都ベイルートへの空爆に関し、イスラエルと親イラン民兵組織ヒズボラの「全面衝突は回避できる」と述べた。緊張緩和に向けて外交努力を続ける姿勢を示した。 ジャンピエール氏はバイデン大統領が外交の可能性を信じてきたと指摘。イスラエルとヒズボラの休戦を実現した上で、イスラエルとレバノンの国境付近の住民が避難先から帰還し「安全に暮らすことができるよう望んでいる」と語った。 国務省のパテル副報道官も「米国は外交的解決に向けた努力を引き続き支持する」と強調した。