きょう「ノア」生産再開 「ヤリスクロス」は出荷へ
トヨタ自動車は１日、自動車の量産に必要な認証「型式指定」で新たに不正が判明していたミニバン「ノア」「ヴォクシー」の出荷、生産を２日に再開すると明らかにした。一時的に生産を止めていたが、すでに国土交通省から安全性能などが確認され、生産再開への準備も整ったため。 ノア、ヴォクシーは７月29日からトヨタ車体の富士松工場（刈谷市）での生産を止めていた。同じラインで生産している高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」も同時に停止していたが、いずれも２日に生産を再開する。 また、６月初旬から出荷停止中のスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「ヤリスクロス」など３車種は、近く出荷を再開する。７月31日に国土交通省が出荷停止指示を解除したため。すでに造り終えていて出荷保留中の車両に対し、適切に検査し準備でき次第出荷する予定だ。生産は９月初旬に再開する見通し。
