M-1王者・令和ロマンが語る「R-1グランプリ」…髙比良くるま「R-1の1回戦は本当に“魔境”」
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。1月15日(月)のお客様は、令和ロマン・髙比良くるまさん、松井ケムリさんとAwesome City Club・atagiさん、PORINさん。「M-1グランプリ2023」を優勝した令和ロマンが、「R-1グランプリ」(以下:R-1)の予選にまつわるエピソードを披露しました。
◆「R-1グランプリ」1回戦は“魔境”
松井:R-1の1回戦って、一番ヒリヒリした空間だと思うんですよ。 PORIN:1回戦はどういう感じでおこなわれるんですか? 会場が用意されていて、審査員がその場にいるなかで、(ネタを)それぞれ披露していく感じ? 髙比良:そんな感じです。 松井:そのあとに合格者が発表されて。 髙比良:コンテストって、だいたい(1回戦は)2分のネタをやって、勝ち進んでいくと3分、4分とか長い時間できる感じなんですけど、R-1の1回戦は本当に“魔境”とも呼ばれていて……。 松井:M-1(グランプリ)よりもすごいんですよ。 PORIN:え~!? 髙比良:ピン芸人って、面白い人でも面白くない人でも、基本的にコンビ芸人よりも変わっている方が多いんですよ。 松井:本当にそうかも。 atagi:(笑)。 髙比良:コンビすら組めなかったっていう人もいるので。 atagi:なるほど。 髙比良:僕が1回、見学したときに見たことがあるのは、一般のおじさんが出てきて、多分漫談をしたかったんでしょうけど、出てきてすぐに頭が真っ白になっちゃってモジモジし出したんですよ。 atagi・PORIN:(笑)。 髙比良:ただただモジモジして何も言わなくて、でも(舞台袖に)帰らないんですよ。ずっとモジモジして……そうしたら、1分半ぐらいから爆笑の渦(笑)。 atagi・PORIN・松井:ハハハ(笑)。 松井:“帰れよ!”っていう(笑)。「ありがとうございました」って言って帰ればそれでいいんだから。 atagi:見る側が一周回っちゃうやつ(笑)。 髙比良:めちゃくちゃ面白いんですよ(笑)。それを5時間ぐらいやっているんで、刺激が欲しい人は見に行ったほうがいいです。 PORIN:見てみたい! 髙比良:“外国に行く”ぐらいの刺激がありますので、アーティストさんはぜひ見に行ったほうがいいと思います。新しい視点が得られるかもしれない。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」1月15日(月)放送より)