二つの広島県被団協の理事長、オスロへ 7日午前、広島を出発
ノルウェー・オスロであるノーベル平和賞授賞式に出席する広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)と、関連行事に参加するもう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(80)が7日午前、関係者に見送られる中、オスロに向けて相次いで広島を出発した。 広島駅で関係者に見送られ、新幹線に乗り込む佐久間理事長(手前) 箕牧理事長は午前11時ごろ、JR広島駅を出発。「無念の思いの中で亡くなった広島の被爆者たちに代わって訴える機会にしたい」と述べ、新幹線に乗り込んだ。佐久間理事長は午前10時ごろ、同駅の新幹線に乗車。「核兵器をなくしていくためにどうしたらいいのか、世界の人と話したい」と期待を込めた。
中国新聞社