【JMAEXPO】城戸康裕が照強にあっさり3回押し出されて負ける
JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE 2024年10月19日(土)神奈川・横浜BUNTAI 【写真】城戸が勝負をかけたハイキックを見事にかわす照強 ▼第5試合 巌流島ルール 無差別級 3分3R 〇照強(相撲) 合わせ一本勝ち 1R 1分29秒 ※転落3回 ×城戸康裕(キックボクシング/谷山ジム) 照強は大相撲でスピードを活かし、前に出て攻める相撲で最高位・前頭3枚目まで上りつめた。2024年3月に大相撲を引退するも、現在29歳と若く、いまだ燃え続ける闘志をおさえられず同年9月の巌流島に初参戦。ウィ・ソンオ(タフマンコンテスト/韓国)に2R TKO勝ちで格闘技デビュー戦を勝利で飾った。 城戸はK-1 WORLD MAXで魔裟斗、佐藤嘉洋らと日本の主力選手の一人として活躍し、2008年の日本代表決定トーナメントでは優勝。その後もKrush、K-1で活躍し、2019年3月のK-1ウェルター級タイトルマッチでは敗れたが、元々の階級であるスーパー・ウェルター級に復帰すると連続KO勝ち。2022年12月にK-1との契約満了を発表すると、2023年1月には皇治がプロデュースする『NARIAGARI』に出場し、高橋幸光とドローに。2023年5月のRIZINに初出場するもRISEランカーの木村“ケルベロス”颯太に判定で敗れた。 9月にはタイ・ラジャダムナンスタジアム『RWS』でムエタイ界の世界的スーパースターであるブアカーオ・バンチャメーク(タイ)と対戦し、偶発的なバッティングで城戸が大流血したため試合は3Rに無効試合となった。12月には『Super Bigbang』で草・MAXにハイキックでKO勝ち。2024年5月には香港で中国のスーパースターである一龍に初回KO勝ちし、SPACE ONE世界-75kg王座を獲得した。戦績は57勝(28KO) 25敗1分1無効試合。 前日計量での体重差は38.1kgだったという。 1R、いきなり押し出されて転落する城戸。戻るとローキック、ハイキックを蹴る城戸だが再び押し出される。城戸は左へ回り込み、右インローを蹴るが、電車道で押し出されて豪快に転落。あっさりと転落3回で負けとなった。 城戸はマイクを持つと「これは無理、やっちゃダメ。元関取だよ。もっと打撃やってよ、そんなに勝ちたかったの?」と言うと照強は「勝ちました!」と勝ち誇る。 「一番怪我させずに勝つ方法かなと。6日前で試合できるか分からなかったのに受けてくれて本当にありがとうございました」と城戸にお礼を言う照強。 城戸は「マジでめちゃくちゃパワーある。逃げてるけど無理だわ、このルール。ウィキペディアには絶対に載せません」と絶叫。 照強は城戸の言い訳マイクに笑顔で「やはりこのルールは自分が有利な部分もあったんですけれど、相撲が生かされると思って。相撲が強いことが分かっていただければありがたいです。相撲、強いよ!」とアピールした。
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