センバツ高校野球 夢の舞台で開会式リハ 慶応「感謝し全力でプレー」 /神奈川
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の開会式リハーサルが17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であった。出場校36校の選手が一堂に会し、入場行進の手順などを確認した。 5年ぶり10回目の出場となる慶応の清原勝児(2年)は初めて甲子園のグラウンドに立ち、「とても広かった。ここで野球ができることに感謝し全力でプレーしたい」とコメントした。 慶応は前日の16日、兵庫県明石市で明石商と大会前最後の練習試合2試合に臨み、1試合目は9―2、2試合目は4―3と勝利で締めくくった。 大会は18日に開幕。慶応は大会第4日の21日第3試合(午後2時開始)で、昨夏の甲子園を制した仙台育英(宮城)と初戦を戦う。【田中綾乃】 ◇エンジョイ・ベースボールで優勝を! 応援メッセージに「ほっこり」 日吉駅 第95回記念選抜高校野球大会に出場する慶応へ向けた応援メッセージが、高校最寄りの東急電鉄「日吉駅」の行き先表示機で流されている。 東急は、センバツ出場が決まった1月27日夜から表示を始めた。駅のコンコースやホームにある行き先表示機に「センバツ出場決定おめでとうございます。エンジョイ・ベースボールで優勝目指して頑張ってください‼日吉駅係員一同」のメッセージが2、3分に1回流れている。 東急には「ほっこりした」「地元愛にあふれている」といった声が寄せられているという。社員の塙(はなわ)正樹さん(50)は「初戦の相手は強敵だが、いつも通り楽しく野球をしてほしい」とエールを送った。【田中綾乃】