エクソシストのピザ配達人が「化け物に“自分が”食べられるまで」の時間をループするホラーゲーム『Tamarindos Freaking Dinner』が情報過多すぎて楽しそう。頭がヌードル、ゲーム開発者のグレイマンなど屋敷の中には狂人ばかり
個人ゲーム開発者であるCelery Emblemこと、Jacob Jazz氏はホラーアドベンチャーゲーム『Tamarindos Freaking Dinner』を開発中だ。 本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で発売時期は明かされていない。 『Tamarindos Freaking Dinner』はエクソシストのピザ配達人・マカリオ・マカブロとなり、「化け物に自分が食べられるまでの1時間45分」をループし、監禁された異常な屋敷・タゴマゴの邸宅からの脱出を目指すホラーアドベンチャーゲームだ。 本作は『ゼルダの伝説 ムジュラ』から影響を受けており、プレイヤーは主人公の命を狙う7人の異常な住人の行動パターンを把握し、脱出を目指していく。 トレーラーやスクリーンショットを参照して伺えるように、本作には頭部が麺類になっているキャラクターやインディーゲーム開発者のグレイマン、たばこを吸う巨大骸骨、『マーズアタック』のエイリアンを車いすに座らせたようなキャラクターなど、シュールなキャラクターが無数に登場する世界が描かれる。 また、以前実施された試遊やクローズドベータテストではゲームを開始すると90年代のコメディ番組風の実写映像が突如として開始しする仕様となっており、設定、演出、ビジュアルのすべてが高密度な世界に期待できそうだ。 ゲームプレイにおいては1人称視点のアドベンチャーゲームのような形式となっており、25種類のエンディングも用意される。 本作のパブリッシングは『ヤッピーサイコ』や『My Lovely Wife』など、すぐれたインディーゲームを多数販売する「Neon Doctrine」が担当する。Steamストアページの紹介文は日本語となっており、日本語表示に対応する予定だ。 なお、作者であるJacob Jazz氏はこれまでに新鮮なナスのFBI 捜査官が主人公のアドベンチャーゲーム『Baobabs Mausoleum Grindhouse Edition - Country of Woods and Creepy Tales』や90年代のパンクロックにちなんだストーリーが展開するシュールな2Dアクションゲーム『Mezmeratu』といった作品をリリースしており、itch.ioでも複数の短編作品をリリースしている。 『Tamarindos Freaking Dinner』の販売時期などは未だ不明なため、興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、同氏が手掛ける他の作品もチェックしよう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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