お酢で発酵食品のウレシイ効果がパワーアップ！みそ汁で腸活レシピ3品

発酵食品のみそは腸活にぴったりの食材。あたたかいみそ汁は腸を活動的にさせ、代謝アップを助けるはたらきも。そのみそ汁に、ちょっぴり、お酢も加えてみませんか？　お酢にも代謝を上げる効果が期待できるので、腸活をあと押ししてくれますよ。程よい酸味で口当たりもすっきり！　今回は、みそ汁が腸活にいい理由とともに、お酢を使ったみそ汁レシピ3品をご紹介します！ 【画像で確認】もやしのシャキシャキ食感がアクセント「魚肉ソーセージともやしのみそ汁」 ■みそ汁が腸活にいい理由 腸活にみそ汁をすすめる理由は以下の4点です。 みその効能 発酵食品であるみそは、腸内環境をよくする善玉菌が豊富。また大豆イソフラボンが血液中の悪玉コレステロールを減らし、脂質代謝の改善を促す効果も。 体にスイッチを入れる 温かいみそ汁を口にすると、体（特に腸）は活動的に。いつ食べてもOKだが、おすすめは朝起きて1時間半以内に食べること。代謝アップにつながる。 野菜がたっぷりとれる 生で食べるよりもかさが減るため、野菜をたっぷりとることができる。野菜は大きめに切り、そしゃくの回数を増やすことで、脳や腸への刺激になる。 幸せホルモンが増える 今注目の幸せホルモン「オキシトシン」には腸内環境を改善させる効果が。みそ汁の香りにより心が安らぐことで多く分泌されるため、体内にいい影響を与える。 ■にらと桜えびの台湾風みそ汁 ふわっと固まった豆乳もおいしい具に 【材料】（2人分）＊1人分79kcal／塩分1.9g ・桜えび・・・ 大さじ1 ・豆乳（成分無調整）・・・ 1カップ ・にら・・・ 50g ・ザーサイ（味つき）・・・ 20g ・だし汁・・・ 1カップ みそ　酢 【作り方】 1. にらは2cm長さに切る。ザーサイは細切りにする。 2. 鍋にだし汁、桜えび、ザーサイを入れて中火にかけ、煮立ったらにらを加えてさっと煮る。 3. にらがしんなりしたら豆乳を加え、沸騰直前まで温めて火を止める。みそ大さじ1を溶き入れて器に盛り、酢大さじ1を半量ずつ回しかける。 ■魚肉ソーセージともやしのみそ汁 もやしのシャキシャキ食感がアクセント 【作り方】 魚肉ソーセージは薄切りにする。鍋に、魚肉ソーセージとだし汁を入れて火にかける。煮立ったらもやしを加えてふたをし、少し煮る。火を止めて、みそを溶き入れ、酢を加えてひと混ぜする。 （1人分78kcal、塩分2.9g） ■まいたけとささ身のかきたまみそ汁 酸味とうまみのバランスが絶妙 【作り方】 まいたけはほぐす。ささ身はそぎ切りにして片栗粉を薄くまぶす。卵は溶きほぐす。鍋にだし汁を入れて火にかけ、煮立ったらささ身を入れる。肉の色が変わったら、まいたけを加えてひと煮立ちさせる。卵を回し入れて火を止め、みそを溶き入れる。酢を加えてひと混ぜする。 （1人分134kcal、塩分1.8g） ＊　＊　＊ 酢には血行をよくする効果も期待できるので、目覚めの朝にはぴったり！　みそ汁には、くせのない穀物酢や米酢、黒酢を使うのがおすすめ。2人分で大さじ1を目安に、ぜひ毎朝のみそ汁に加えてみましょう！ 監修／小林弘幸（順天堂大学医学部教授）　レシピ考案／髙山かづえ　撮影／難波雄史　スタイリング／阿部まゆこ　栄養計算／スタジオ食　編集協力／田久晶子 ※だし汁は、昆布と削りがつおや市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりにうすめて使ってください。 文＝高梨奈々